MICO PARADE商品をお買い上げ頂きましたすべてのお客様へ



日頃は、弊社MICO PARADEブランドの商品をご愛用賜り、誠にありがたく、心より厚く御礼申し上げます。

今般、twitterを通じて、かつて弊社が企画製造販売させて頂きました商品の一部に付きまして、数々のご指摘を頂戴致しております事、ご心配をおかけし、誠に申し訳なく深くお詫び申し上げます。

ご指摘頂いております商品につきまして、昨年秋に既に弊社を退職致しております、デザイナーよりの見解文書を下記の通り掲載させて頂きます。

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    ミコパレード製品について

現在わたくしの剽窃とされている商品は、比較検証として一部引用されている元記事の取材撮影をいただきました際に《完全なオリジナル》の製品と分離してお見せするような掲載写真をお願い申し上げなかったことで、実状と注釈から皆様に伝わる印象とに齟齬が生じているものです。

本来ならば問題点を早期に認識して自らのSNSにて記事を紹介する以前に、適宜訂正をするべきものでございました。

当時訂正の必要性に考えが至らなかった理由を説明させていただきます。

【蜘蛛の巣柄の半襟】

("The book of wonder" 1912年,SANGORSKI&SUTCLIFF社装丁 )はサンゴルスキー&サトクリフ社によるThe book of wonderの装丁を参考に

【鳩柄の帯】

("Art-Goût-Beauté", 1928年11月号, Charles Goy社出版 )はアール・グー・ボーテ誌に掲載された匿名著作者によるクラフトデザインを参考に

製造工程にて再現可能であるようにアレンジを加えたパブリックドメインの復刻商品であり、その点で《(第二の)オリジナル》との認識でありました。

【リボン柄の半幅帯】

("TEXTILE DESIGNS" Two hundred years of European and American patterns for printed fabrics organized by motif, style, color, layout, and period. Susan Meller,Joost Elffers著 1991年出版/同朋社・Abram)の200年にわたるテキスタイルを集めて紹介された中の、1950年代の著作者不明のパブリックドメインを参考にアレンジ等を行い、イメージ撮影のために作成した一点ものであります。同柄の半襟についてもパターンデザインを変更しており、同様の認識でおりました。

また、MICO PARADEは広く和装の魅力を広めるために他社様の製品も取り扱わせて頂いており、パブリックドメインを復刻やアレンジして製品化したものを含めたセレクトショップ兼ブランドでありました。

ブランドは現在休止しておりほぼ非公開としております為、上記ブランドコンセプトを現状として説明が出来ていない状態であります。

それぞれパブリックドメインのアレンジ品とご理解いただけるように表示して販売しましたが、製品のみをご覧になる方に対して完全オリジナルだという誤解を与えてしまう可能性があるということを認識すべきでした。

パブリックドメインの概要を説明いたしますと、著作者の死後一定期間を経た後、また著作者が不明の場合は発表の時点から一定期間を経た後にて知的財産権が発生していない状態、もしくは消滅した状態のことを表します。すなわち著作権の消滅した状態です。

このように、自らの中で当時はパブリックドメインにアレンジを加えたものを《(第二の)オリジナル》と認識しており、《完全オリジナル》ではないものもオリジナルの認識に含んでおりました。

そのため取材をいただいた際の記事でのオリジナルとのご紹介を訂正する必要性を感じなかったものでありましたが、《オリジナル》と掲載いただくということが《完全オリジナル》と標榜していると皆さまに認識されるということまで予想も理解もできておりませんでした。

またお騒がせしておりましたMICO PARADE所属当時販売いたしましたリバーシブル帯締め兼リボン(スパイダーリバーシブル)につきましては、商用素材の加工品であります。

SNSの返信にて一部お客様に対し母の手作りと表現したことは、母が加工というべきところの誤り・失言であります。プロデュースという表現も自己の認識とお客様に与える印象に隔たりがありました。

プロデュースや手作りと返信することが、完全オリジナルの標榜と認識されるという意識が不足しておりました。

デザインそのものには問題がなく、オリジナルという言葉の解釈に世間様との解離があった為の問題であったと反省しております。

尚、二尺袖については各方面の専門家の見解のもと下記説明とさせていただきます。

【ウサギのなる木】

パブリックドメインであるシノワズリテキスタイルをアレンジし、全て着物の染色で表現できるスタイルに表現し直し、花の装飾、リボンやハットの装飾、独自資料に基づくロップイヤーラビットを描き足したり配置・大きさの変更を二尺袖に相応しいものとしてデザインしており第二のオリジナルといえる。

【シマエナガと木蓮】

全て着物の染色方法にて表現できる技法によって描かれており、表現方法の違いも明らかで、花や枝葉の構図シマエナガの配置等において同一柄とするには余りに不一致であり、二尺袖用にデザインしているオリジナルであるといえる。比較画像はヨーク社の壁紙であるが因果関係はない。

【パール花】

構図や表現方法の違いも明らかであり、全て着物の染色技法にて表現できるよう描かれており、比較画像とは花や枝葉の流れや配置と構図、花芯中央のパール、蝶の配置についても同一柄とはいえず、二尺袖用にデザインしているオリジナルといえる。尚、比較画像は1970年の壁紙とされているが意匠権も消失していることを補足する。

以上、全てのものについて問題はないものと報告致します。

ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

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弊社と致しましては、

1.デザイン及び管理全般につきましては、制作当時在籍しておりましたデザイナーに一任しておりました関係で、今回のご指摘に対しましては、デザイナーの見解をお伝えするしか方法がなく、当時のデザインについての著作権管理体制に不備がございました事、誠に申し訳なく深く反省致しております。

2.鳩柄の帯、及び蜘蛛の巣柄の半衿につきましては、デザイナーが出展元を明らかに

しておりますので、弊社と致しましても、パブリックドメインを二次的に使用したデザインであったと解しております。ただし、商品化に当たり、デザイン参照元を表記したものを商品に添付すべきであったと反省致しております。

3.蜘蛛柄の帯締兼リボンにつきましては、商用素材の加工品であり、素材(蜘蛛柄のリボン)

の仕入先である卸会社様より商用としての加工販売自由とお伺いし、加工、商品化致しましたもので、こちらについては、全く問題ないものと考えております。

4. 3柄の二尺袖に付きましては、平成30年10月31日に、デジタルプリントを各柄3枚ずつ発注し、製造委託した商品で、百貨店様等展示会にて出品致しましたが、幸い、販売には至らず、現在、全品在庫として保存致しております。


なお、弊社と致しましては、現在、一切の営業を休止致しておりますと共に、盗用疑惑を起こしました商品を含む全てのMICO PARADE商標の商品の製造及び販売を昨年7月以降中止致しており、今後も販売致さない措置をとっております。

併せまして、弊社お買い上げ商品でご返品をご希望のお客様には今後とも対応させて頂き、ご返金させて頂く所存でございます。

その際、大変お手数をお掛け致しますが、下記メールアドレス宛ご連絡頂けましたら幸いです。

弊社商品をお買い上げご愛用頂いておりますお客様には、この度再び大変ご心配とご迷惑をお掛け致しております事、重ねて深くお詫び申し上げます。



ご返品に関するご連絡はこちらまでお願い申し上げます info@micoparade.com 


                                       株式会社MICOPARADE